仕事は辛いだけ?

医療事務の辛いところ

医療事務に従事して、14年がたちます。この仕事の辛いところは、患者さまとの応対にあります。

やはり体調がすぐれずに来られているので、ご機嫌がもともと悪い方もいらっしゃいます。

とはいえ、仕事ですから丁寧に応対するわけですが、保険証の提示や問診票の記載など、患者さまのプライバシーな部分をお願いすると俄然怒り出す方がいます。

他の方が驚くほどの声をあげ、物を投げつける方、暴言を吐かれる方もいます。

こちらには守秘義務がありので、個人情報を流すわけなどないのですが、理解していただけないことがあります。

保険証の提示は、今や間違った請求業務でのかかる費用が膨大な金額になるため数年前より、法律で患者さま側にも義務づけられるようになりました。

問診表の記入にあたり、住所電話番号の記入にも、難色を示される方もいます。お薬のことなど、「緊急をようする連絡に必要です」としっかりご説明し、理解していただいています。

長く継続して同じ職場にいるので、最近では減りましたが、接客にはつきものとはいえ、暴言を吐かれると辛いものがあります。

医療事務の楽しいところ

医療事務の仕事の面白さ、楽しさは、学ぶことです。

資格は国家試験を要するものではありませんが、医療の知識は不可欠です。働き始めてからも、勉強しないと日々の業務に支障をきたします。

ここ数年は、各保険者さんの資金不足により、ジェネリック医薬品が奨励され薬の数は膨大になり、専門的な成分名を理解しないと仕事がはかどらないという現状があります。

医療的な専門知識に加えて、薬事法の改正は2年ごと。慣れたころには次の改正がやってきます。

また、保険も様々な種類があります。医療費が行政側で負担される福祉制度は、各自治体により乳幼児から高校卒業時まで負担する制度もありますし、年々種類も増加し、また内容の変更もされます。

熊本の震災でも、医療費の補助ができています。これら様々なことを学ぶこと。

世の中の仕組みはこうなっているんだ、という学びは、主婦生活だけではなかなか知りえないことです。

そういった情報を得、自分自身にも患者さまにも役に立つ情報として発信できることは、大きな喜びにもつながります。

関連記事